感想『日本語リテラシー』

日本語リテラシーの部屋へようこそ。

ついにとってしまった放大名物パペット科目。
どこぞの教育テレビのような雰囲気のなか、なごやかと殺伐をあわせ持ちながら授業は進む。

要は講師・人形の対話形式テレビ授業ってことです。
基礎科目の音楽が懐かしい。

大学のレポートを書くことに特化した実用的な日本語の授業。
あくまでも『実用的な日本語』のため、芸術的な要素は極力はぶかれる。
詩とか小説とか好きだから日本語勉強したいな〜、という人には向かなかも。

この授業うけて、そりゃ記述試験でA○とれないわけだよと反省。

マーくんの自信満々に書いた文章が先生に全否定されるというシーン多数で悲しい。
でも終盤には成長してたね、マーくん。

放送授業では街中で見かける変な日本語、といったコラムがある。
面白いけど、こうやって看板をiPadで撮ってる言語学者がいたら嫌だなあ……。

助詞「は」「が」の役割の違い。
帰納と演繹のことなど、
ずっと知りたかったことが知られたのが一番の収穫。

試験は持込可。
過去問からの使い回しも数問あり。
「印刷教材と放送授業の内容に合致したものを〜」という設問の作り方だけど、基本テキストに答えのあるものが出題されるので、そんなに恐れることはない。

ただし、「授業の内容に合致してるもの」なので、一般的に言って正しそうなものがひっかけ選択肢になってたりするので、要注意。

「"焼酎は芋が好きだ"は、焼酎のつまみには芋が合うという意味である」っていう問題が出て、きっとサービス問題だったんだろうけど逆にたじろいだよ……

あー!ちょっとちょっと!
もう時間ですよ先生!!