感想『心理学概論』

 心理学概論

 

 テレビ授業。実際の実験の映像を見たりできてまさに通信大学、という科目。
 印刷教材と放送教材で話すことが全然違うと有名。まさにその通りでした。それが上手く機能してる回もあれば、失敗してるかなという回もあります。(特に13章は)

 

 テキストとテレビの乖離が特に目立つのは星先生。それに比べれば森先生はスタンダードな方か。
 通信指導問題がテレビだけで扱う事柄の出題が多いので必死にメモってたら、単位認定試験はほぼ印刷教材からの出題という、最初から最後まで星先生に踊らされる結果に。
 試験は○×式。解ける解けないにかかわらず勝負は一瞬で決まる。

 

 授業最後のお言葉は「この授業で興味を持った話題を更に深めていってください」というもの。僕は9章の判断と意思決定の心理学がおもしろかったかな。

 

 なお、オープニングから地方テレビっぽい印象を放ち続けるまなみさん一家は授業の進行にあわせて徐々に影を薄くしていく。みどりさんの勉強の行き詰まり、雄介くんの学級崩壊。それらがどうなったかその後の経過が語られることはない。もちろん突っ込んだら負けである。

感想『ヨーロッパ文学の読み方』

 ヨーロッパ文学の読み方ー古典篇

 

 古代~中世の西欧文学を扱う。一章につき一古典。名前は知っていても普通じゃ読まない作品ばかり。超ド級にチャレンジする良いきっかけになるだろう。

 

 履修した感想
 『世界の名作を読む』がやや厚くなったイメージ。外国語の知識は不要。あってもいいかなと思うのは哲学、西洋史、宗教の話題に折れない心、スカトロ耐性、etc...

 

 試験は記述式。『世界の〜』に比べると出題が予想しにくい。ただ『世界の〜』よりは教科書に沿った出題なので、授業でやったこと+参考文献で調べたことを書けば800字くらいすぐに埋まる。何枚か練習で書いたけど50分で仕上げることも十分可能である。
 担当講師五人が受け持った作品から一題ずつ出題、計五題の試験となる。この法則を覚えておけば試験対策はかなり楽になる。(無論、今後を保証するものではありません)
 それでも一番メンタル追い込んできたのはこの科目でした。早めに記述対策はじめて、自分の実力を推し測るのが吉。

 

 印象に残っていること
 ヘロドトスを三日で読んだ中務先生。
 アエネイス最初は面白くなかった日向先生。
 「あんたが私にくれないなら、私もあんたに欲しいものをあげないよ」の村松先生。
 古典はせかせかした時間の中で読んではいけませんの井口先生。
 スカトロに照れる宮下先生。
 語弊はあります。