入学→卒業までの雑駁記録 5

放送大学4年目の前半。心理の資格に関する話。

 

放送大学4年目 2018年度前期

学生生活の後半が始まりました。

ここで少し心理の資格に関する話をしたいと思います。

 


放送大学の中で、飛び抜けて受講生の多い人気科目は、なんといっても心理学です。

そして、心理を勉強する学生は、大概次のように考えています。

 


・人の心がわかるようになりたい。

・人付き合いに役立てたい。

・自分のことをもっとよく知りたい。

 


そんなこと心理学やったくらいでわかるようにならねーよwwwww

と知りつつも、上記をかすかに願って勉強していた微笑ましい世の学生衆に、私も含まれます。

 


特に臨床心理系の科目を多くとっていました。フロイトユング、ロジャーズ等々。

 


しかしこの頃、それら科目はほぼ取り終わっていました。

他にも知覚心理学学習心理学等々ありましたが、臨床以外は興味がありませんでした。先の3大願望を持った学生が「私のやりたいのと違った」とショックを受ける代表例が、知覚心理学のような人間の反応時間を図って統計に表す実験心理学だと思っていたからです。(超偏見と知りつつ書いてます)

 


その他、入学当初勉強したいと思っていた科目もこの頃にはおおよそ取り終わっていました。

つまり、学生生活半ばにして、勉強する理由がない状態に陥ってしまったのです。

 


勉強して仕事に生かしたいわけでもない、大卒になって就職の足がかりにしたいわけでもない。勉強したいから勉強していた私にとって、方向喪失の時期でした。

 

 

多くの放送大学生を退学に追いやってきたのは、勉強の難しさでも、私生活の忙しさでもなく、このモチベーションの低下なのでは、と思っています。

 


そんなモチベ低下を払拭するため…と言うわけではありませんが、一方でこの頃私が考えていたことがあります。

 


大学院に行きたい。

 


…王道か!

 


放送大学院ではなく、通学の大学院を考えました。

臨床心理の授業はほぼ取り終わっていましたが、当然ながら凡人が教科書を読み込んだ程度で、まだまだ分からない事はたくさんあります。特に臨床心理の大学院に行けば、実習があるし、より深い学びができる。

 


そして時を同じくして、世の中では「公認心理師」なるものが誕生していました。もし公認心理師になりたいなら、指定の大学院に行く事はもちろん、大学の間に臨床心理系以外の科目(先に挙げたような知覚心理学など)も履修しておかなければなりません。

 


この時点で公認心理師になりたい、と明確に決めたわけではありませんが、選択肢は拡げておかなくては…と思ったのは事実です。そうなればまた忙しい。とるべき科目はまだまだたくさんありました。

 


而して、一応のモチベ低下は免れたわけです。

 

POINT
放送大学生の最大の敵はモチベの低下。目標設定を変えつつ乗り切ろう。

公認心理師になりたいのなら、大学の間に取らなければいけない科目がたくさんある。

 


※心理系の資格には、他にも臨床心理士認定心理士などもありますが、ここでの説明は割愛します。