感想『教育の行政・政治・経営』
文科省、教育委員会の仕組みとか、学校の制度・人員配置に係ること等々……
お子さんが学校に通ったりしてる人には興味深いだろうけど、
社会に出たことない学生が学んでも???なのではなかろうか。
首長と教育長と教育委員の権限の違いとか、実感わかないだろうなあ。
毎度毎度、聞き手の森山さんの疑問点が鋭い。
さすが認定NPO。
そうか、そういう視点で疑問を持たなければいけないんだ……って情けなくなる。
第1回はエビデンスの話をしつつ、放送では各講師の自説が展開されたり、
どっかの回のインタビューで登場する校長先生なんか「我が校の○○な取組みで生徒の授業関心も高まっているようです。数字的な評価はできていませんが、効果はあると思います」とか言ってたりして、この科目自体もエビデンスという言葉にどう向き合っているのか、アンバランスな印象でした。
エビデンス重視、に始まり、価値自由なエビデンスなど存在しない、に終わっていく。
このアポリア感。
きわめて教育学である。
「アポリア」って言葉がぽんと浮かんだので思ったけど、
現代における哲学に一番近しい学問って教育学な気がしてきた。
テストの難易度は、標準的だと思いました。
ただ、上述のとおり、地域から見る学校というものを知らないと、結構つらい勉強になりそう。
ぼくは対策を怠ったので単位取れているかびびってます。