感想『教育社会学概論』

理路整然としていてわかりやすい授業。

さすが岩永先生。いや、副学長。

ただ、15章だけやたら筆に力が入っているというか、これマジで同一人物? という感じなのだが、これが岩永先生の本気なのだろうか。難解です。

 


第6章が個人的にはおもしろかった。

「頑張れば何にだってなれる!やればできるよ!」という熱い教育と、

「個性を大切に。社会で生きる力をつけましょう」という冷徹な教育の矛盾に、戸惑いを覚える人は多いと思いますが、

それをウォーミングアップ(励起)とクーリングアウト(冷却)の概念から見れば、ああなるほどな、と思えてくる。さすがにこの歳になるとね。

初等教育の時期を「高い評価を与え、励まし、場合によってはおだてて将来への期待水準を高める」と書く切れ味の良さも好きです。さすが教育社会学

 


テストは○×式。

わりと優しめ。

過去問を解いただけで、テスト用の対策は無しで臨みました。

たぶん単位は取れてる。A○かは知らん。