感想『博物館概論』

 白状します。

 単位のためにとりました。


 放大生のオアシス科目その2。

 いやもちろん、博物館を見る目が変わったら面白いなとも思ってたけどね……


 内容は結構ガチなので、まじめに受けるならそれなりに。

 まじめでない私は途中からテレビもテキストも放棄。あまつさえ過去問すら仕上げずに臨んだ科目はこれが初めてでした。(10章まではなんとかやったんだけど…)

 学芸員を目指すみなさんごめんなさい。

 編纂に携わった先生方にはもっとごめんなさい。


 試験は対策もクソもない。

 ひたすら索引から教科書をめくるだけ。

 てか周りの受験生もみんな同じ戦法だし。

 30分経過しても全然出て行かないので、誰もまじめに学習していないよう。


 ふと、こんな状態で開講している意味などあるのだろうかと思ってしまった。

 でも単位が楽だからこそみんなこの科目を取るのだし、一人でも多くの人に博物館論に触れてほしい、という思いが教授陣にあるのなら一応狙いは果たせているのかも。


 4章の、展示の模索の歴史は面白かったです。