感想『人格心理学』
前書きで先生も自嘲してますが、だいぶ「奇怪な」人格心理学です。
心理臨床的色彩が濃いのは私好みで結構ですが、さすがに錬金術のところは冷汗かくよね。『心理臨床とイメージ』を越えてきました。臨床心理はやっぱりサイコだ……。
テレビ授業なのだが、基本、大山先生と見つめ合うばかりなのでもう少し映像を駆使してよかったのでは。いや、これも心理カウンセラーの誠意の現れなのか。
放送大学の臨床心理科目は受け尽くしたと思っていたので、面白かった。エディプス・コンプレックスの説明は大山先生が一番うまかったと思う。
試験は択一。持込不可。
素直な問題が多いので対策とかは特にない。
逆にいえば小細工は抜き。教科書をちゃんと読むかにかかっている。10章は暗記系が多いか。
放送授業でしか言ってないことから出す、ってことはあまりなさそう。
H29の過去問とだいぶ似ていたのだが、一年前の問題から使い回すのだろうか?