感想『発達心理学概論』

 乳児期、幼児期、児童期、青年期、成人期、老年期、といつものライフサイクルの分け方で章立てされる授業。

 幼児期〜児童期でテキスト半分使っているので、こどもメインの内容といえる。しょうじき、〜か月で原始反射が消失、〜歳で○○期に移行、とか暗記ポイントが刻まれすぎてつらい。子育て経験のあると有利かも。


 青年期の授業で「今時の若者の心理を巧みに描写する小説」として『野ブタを〜』と『桐島部活〜』が引用されたのだが、微妙に古くない……? って思った。秀逸な作品だし今も通ずるとは思うけど、まだあの頃はスマホとかラインとかないしなあ。まさしく今を生きる子たちの方が、更にいろいろ大変な気がする。


 怒髪天さんのコメントは、大人の身で聞くと感慨深いものがありますね。まあ、大人の方が気楽なことも多いよね(ラクショーではないけど)


 以下、試験対策。

 択一。持込不可。

 高得点を狙うなら、乳児期〜児童期の発達内容と時期をいかに覚えるかにかかってくる。ピアジェはほんと面倒な理論を提唱してくれたよな全く。

 3章の発達研究も暗記系問題頻出。

 青年期以降は、素直な問題が多いです。