感想『心理学概論』

 心理学概論

 

 テレビ授業。実際の実験の映像を見たりできてまさに通信大学、という科目。
 印刷教材と放送教材で話すことが全然違うと有名。まさにその通りでした。それが上手く機能してる回もあれば、失敗してるかなという回もあります。(特に13章は)

 

 テキストとテレビの乖離が特に目立つのは星先生。それに比べれば森先生はスタンダードな方か。
 通信指導問題がテレビだけで扱う事柄の出題が多いので必死にメモってたら、単位認定試験はほぼ印刷教材からの出題という、最初から最後まで星先生に踊らされる結果に。
 試験は○×式。解ける解けないにかかわらず勝負は一瞬で決まる。

 

 授業最後のお言葉は「この授業で興味を持った話題を更に深めていってください」というもの。僕は9章の判断と意思決定の心理学がおもしろかったかな。

 

 なお、オープニングから地方テレビっぽい印象を放ち続けるまなみさん一家は授業の進行にあわせて徐々に影を薄くしていく。みどりさんの勉強の行き詰まり、雄介くんの学級崩壊。それらがどうなったかその後の経過が語られることはない。もちろん突っ込んだら負けである。